機関誌 生涯活躍のまち 特集~Peformance for gift~
機関誌生涯活躍のまち 40号は~Peformance for gift~がテーマでした。この言葉は、佛子園の雄谷良成理事長がおっしゃる言葉だそうです。人を笑顔にするためにどんなパフォーマンスができるのか、日々考え動くことを法人として大切にされているそうです。
佛子園は令和5年の6月1日にJR北陸本線の小松駅高架下にオープンした小松KABULETをはじめ、各拠点で飲食事業にも成功されています。
成功の要因の一つに佛子園の事業が、「人を知ろう」「人を喜ばそう」から起動しているということがあるそうです。
今回は小松KABULETの代表を務める岸本 貴之さんのお話でした。岸本さんのお話に、飲食はソーシャルワークであるという内容がありました。
飲食業も福祉の現場も「利用者さんが何を望んでいるか知りたい、喜ばせたい」という気持ちがあればさらに一歩踏み出すことができるというところは、似ているということでした。
困りごとの解決の際、関わる人々がどうすれば嬉しい気持ちになるのかを考え工夫することを大切にされているからこそ、新しい事業も成功されているのだと感じます。
後半は、サービス付き高齢者向け住宅を開発・運営するコミュニテイネットの社員として介護付き有料老人ホーム「ゆいま~る厚沢部」を立ち上げ、2017年~2020年にかけては秩父市の地域おこし協力隊として活動された、吉木 美也子さんから、地域人材を生かしていくための課題などについてのお話でした。
吉木さんは地域おこし協力隊の任期が終了後も、秩父市に住まれ活動され、民生委員もされているそうです。
地域おこし協力隊の任期が終了した方をフォローする体制が必要だというお話もありました。
自治体として地域に残ってもらいたいならば、3年後の具体的なフォローの体制を作らなければ、就職でまた離れてしまう事例がますます増えていくと思われます。フォロー体制の強化が必要なのかもしれません。
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